こんにちは♪
この記事では、 「上り？下り？どっち？」と迷ってしまう方に向けて、 やさしく、ていねいに、 鉄道と新幹線の「上り下りの覚え方」や「見分け方」をお伝えします。
「旅行で電車に乗るけど、東京方面って上り？」「関西では逆って本当？」 そんな疑問や不安がスッキリするよう、女性向け・初心者向けの言葉でご紹介していきますね。
第1章：鉄道・新幹線の基本をやさしく学ぼう
上りと下りって何？まずは基本から
「上り」と「下り」は、 基本的に「東京方面に向かう電車」が上り、 その逆が下りになります。
たとえば大阪から東京へ行く新幹線は「上り」ですね。 このように、東京が基準点になっていることが多いため、 鉄道会社も案内表示や時刻表で「東京方面＝上り」を前提に設計しています。
「上り」と「下り」の概念は、日本独自の交通文化でもあります。 江戸時代から明治期にかけて「中央＝東京（旧江戸）」という価値観が 形成されたことが背景にあり、鉄道開業時代にそのままルールとして取り入れられました。 つまり、歴史的な背景から決まった用語であることも、覚えておくと理解が深まります。
ただし、これは全国共通ではなく、地域によって違いもあるので、 このあとで詳しくご紹介していきます。 たとえば関西では「大阪方面」が上り扱いになることもありますし、 地方私鉄では「その会社の本社がある駅」を起点に上り・下りを決めているケースもあるんです。
路線図や駅の表示の見方も知っておこう
駅や電車の案内表示には、 「上り」「下り」のマークがついていることがあります。
赤やオレンジが上り、青や緑が下りなど、 色分けされていることもあるので、視覚的に覚えると便利です♪ また、駅によっては路線図に「Up」「Down」と英語表記があることもあります。
駅のホームでのアナウンスでも、 「まもなく○○方面、上り電車がまいります」などと 放送されることがあるので、耳からの情報でも自然に覚える機会が増えます。
最近では、デジタルサイネージ（電子案内板）が設置された駅も増えており、 出発時刻・行き先・上り下りの区別が視覚的に表示されています。 特に初めて利用する駅では、このようなサインをチェックすると安心ですよ♪
第2章：迷わない覚え方＆工夫のコツ
イメージで覚える「上り＝都会へ」
東京を起点に「上り＝都会へ行く」と覚えると、 自然と反対方向は「下り」とわかりやすいです。 地方在住の方は「東京へ行く電車は上り」という意識でOK◎
また、上り＝中心地・ビジネス街、下り＝観光地や住宅地と 結びつけて覚えるとイメージしやすいですよ♪
地域によって違う呼び方もチェック
関西では「大阪が上りの基準」になっていたり、 九州では博多方面が上りだったりと、 地域によって基準が違うこともあるので要注意。 旅行や出張の前に、使う路線の「起点駅」を確認しておくと安心です。
たとえば、名古屋では「名古屋駅」が基準となっている路線もあり、 乗る前に路線図や案内板の確認がとても大切です。
アプリやマップで簡単チェック
最近では、乗換案内アプリや鉄道マップアプリで、 自動で「上り・下り」が表示されるものも増えています。 スマホでチェックしながら移動すれば、もう迷いません♪
アプリの中には、音声案内やルート提案もしてくれるものがあり、 移動中に地図を開けない場面でも安心して利用できます。 操作が苦手な方でも、簡単に調べられるインターフェースが多いので、 ぜひお気に入りのアプリを1つ見つけておくのがおすすめです。
第3章：具体的な路線で上り下りを見てみよう
東海道新幹線：東京が上り、名古屋・大阪は下り
たとえば「のぞみ」「ひかり」などが走る東海道新幹線では、 東京へ向かう便が上り、大阪へ向かう便が下りです。
「東京方面が上り」という鉄道の基本ルールがそのまま当てはまります。 これにより、駅の表示や時刻表でも「東京行き（上り）」と明示されていることが多く、 初めての新幹線でも判断しやすくなっています。
また、ビジネス利用が多い東京行きの列車は、出張シーズンなどには混み合う傾向があるため、 指定席やグリーン車を事前予約しておくのもポイントです。
さらに、名古屋駅や新大阪駅などの主要駅では、 「のぼり」「くだり」を色分け表示している案内板が設置されており、 駅構内の見やすい位置にあるので迷うことが少なくなっています。
山手線や地方鉄道では？
山手線は一周回ってるけど、 駅ナンバリングの番号が増える方向＝下りとして見られることも。
たとえば、東京駅が「01」の場合、渋谷や新宿の方面に向かって番号が増えていくので、 このルールを覚えておくと便利です。
また、地方の私鉄ではその会社独自の「起点駅」が決まっているので、 「起点→終点」が下り、「終点→起点」が上りと考えると◎
たとえば、名鉄（名古屋鉄道）では名古屋駅を起点とし、 そこから犬山・岐阜方面に向かう電車が「下り」となります。
ローカル線や観光列車では、「上り・下り」の表示がなく「行き先のみ」のこともありますが、 出発駅と終点の位置関係を意識すれば、おおよその判断がつくようになります。
また、駅員さんや観光案内所で確認すれば、やさしく教えてもらえるので、 不安なときは気軽に声をかけてみましょう♪
第4章：見て学ぶ！視覚・聴覚を使った覚え方
図解・イラストで視覚的に覚えよう
駅にある路線図やパンフレットを活用して、 赤い矢印→上り、青い矢印→下りなどでイメージを記憶！
手書きで自分の「覚えマップ」を作るのも楽しいですよ♪ 色鉛筆やマーカーを使って、 「上りは赤」「下りは青」など、色分けしながら書くと記憶に残りやすくなります。
また、100円ショップなどで買えるミニホワイトボードを使って、 簡単な路線図を描きながら覚えるという方法も。 自分の手で書いて、声に出しながら確認すると、 視覚＋聴覚＋運動感覚の3つが組み合わさって、ぐっと覚えやすくなります。
動画や音声で学ぶのもおすすめ
YouTubeなどで「鉄道上り下り 解説」動画を見たり、 音声ガイドアプリを使ったりすると、移動中でも学べて便利です。
特に「イラスト入りのアニメーション動画」や「駅の実際のアナウンス音」を活用すると、 リアルな場面での理解力がアップします。
また、家事や移動中に「聞き流し」できるポッドキャストなどもおすすめ。 何度も耳にすることで、自然と知識が身についていきますよ。
スマホにお気に入りの動画や音声を入れて、スキマ時間に繰り返し見る・聞くことで、 無理なく楽しく上り下りをマスターできます♪
第5章：よくある疑問をQ&Aでスッキリ！
Q：東北新幹線で「東京→仙台」は上り？下り？
A：これは「東京→仙台」なので下りです。起点が東京だからですね。
ちなみに、仙台から東京へ戻る場合は「上り」になります。 このように上り・下りは“出発地”ではなく“路線の基準点”によって決まるので、 行きと帰りで呼び方が変わるのがポイントです。
Q：乗る新幹線が上りか下りか分からない…
A：出発駅と目的地をアプリで検索すれば、上下線の表記も出ます。また、発車案内の電光掲示板にも「上り」「下り」の表示があることが多いです。
それでも不安な場合は、駅構内の路線図や「行き先案内板」を確認してみましょう。 駅員さんに「この電車、上りですか？」と気軽に聞いてOKです。
Q：間違えて逆方向の電車に乗っちゃったら…？
A：あわてずに次の駅で降りて、 「反対方向のホーム」へ移動すればOKです。
新幹線の場合は、駅構内の移動が広くなることもありますので、 乗り換え案内板に従って落ち着いて行動しましょう。
ICカードならそのまま使えますが、紙の切符の場合は、 改札口で駅員さんに相談すると安心ですよ。 間違えても焦らず、ゆっくり行動すれば大丈夫です♪
まとめ：ポイントをおさらい♪
- 東京方面＝上りと覚えておけば大体OK！
- 地域の起点駅によって違うケースもあるので事前確認が安心
- アプリや駅の表示を活用すれば、もう迷わない♪
- 覚えにくいときは図や動画での学習が効果的
- 間違えても慌てず、駅で確認すれば大丈夫という心の余裕も大切
- 「なぜ上り・下りがあるのか」という背景を知ると理解が深まる
初めての鉄道移動や、旅行で不安なときは、 この記事を思い出してもらえたら嬉しいです。
わかりにくい交通ルールも、少しずつ慣れていけば自然に覚えられますよ♪
また、周囲の人や駅員さんに尋ねることも恥ずかしくありません。 一歩ずつ、安心して鉄道を楽しんでくださいね。
